おはようございます。University College London (UCL)の理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。
前回の記事で200記事書いたということで、一度、原点に戻って、キャリアのことやらブログの目的やらを振り返ることにしました。
キャリアのゴール
『日本を含む全アジア地域で、全てのリハビリテーション対象者が、適切な価格でエビデンスに基づいたリハビリテーションにアクセスできる社会を実現する』です。
最近書いてませんでしたが、これは変わっていないです。ゴールが似ていたり、ご自身のゴールに向かう過程が少しでも被る方は是非一緒に何かをやりましょう(^o^)/
このゴールを達成するために現在University College Londonという大学の修士課程で勉強しています。 クラスメートの中にアジアの国から来ている生徒もいるので、一緒にプロジェクトをやりたいな~と思いますがまだ具体的にはなってないですね(;’∀’)
ブログの最初に記事にも書きましたが、帰国後はまずこんなことをしたいです。
1. 研究と臨床のギャップを埋めるサポートをする
① 臨床現場で使いやすいような形にエビデンスを加工してコンテンツを提供する
② 例えば『脳卒中患者の歩行』などテーマを決めて、数百程度の論文をレビューしてその成果を提供する。
2. リハ関連職種の方が統計や批判的吟味の方法に関する知識を埋めるサポートをする.
3. 医療従事者でない一般の方々が、ご自身が受ける治療(特にリハビリ)に関して、科学的に適切な意思決定ができるような情報サポートをする
周りのみんなを巻き込んで勉強会をやるとか、コンテンツを作成するとかを考えています。
最近、Twitterをやっていて、オンラインサロンなどをやっているリハビリ専門職の方って実はたくさんいるんだな~と思いました。こういう活動に参加してみて、繋がりを作るというのもいいかもしれませんね(^^♪。
あとは、修士論文作成のための研究プロジェクトの成果を2020年に行われる千葉県士会に演題登録したいです。そこで発表したらまた違った繋がりができるかもしれないですし。 研究の指導をしてくれるローレンスは、雑誌に投稿する気マンマンなので、彼の実績にもなるように、雑誌投稿と県士会での発表の両方をやりたいですね(^^♪
ブログを書く目的
ブログを書く目的は、
『リハビリ専門職(特に経験年数が少ない方)のエビデンスに関するリテラシー向上に役立つ記事を書く』ことです。
あと、現在はロンドンの大学院にいるので、その体験や、『こんな生活を送っています』というのも書いています。海外で勉強することがキャリアにとって価値のあるものなのかは意見が分かれるところではあると思いますが、興味のある人はいるんじゃないかな?と思うからです。
ザックリ言うと、『学生時代や働き始めの頃の自分』に向けて書いています。。。
海外の大学院に興味があったし、エビデンスをどうやってリハビリに応用していくかに関して不明な点も多かったので、当時の自分が読んで役立ちそうなことを書きたいと思って書いています。
ホントはもう少し論文の読み方であったり、論文を読んだ内容などを書きたい気持ちもありますが、大学院の授業や課題に時間を使っているので、時間が割けていませんね。。。(*_*;
2018年11月の終わりに
大学院の方は、3学期のうちの1学期目がもうすぐ終了します。年内の講義は月曜で終了します。あとは課題の1500語、2500語のコースワークをそれぞれ一本ずつと、年明けにテストを受けます。 3学期目は、修士論文の作成が主なので、まとまった講義はありません。ですので、講義のうち半分は受け終わった計算になります。
手前味噌ですが、UCLは世界でもトップクラスの大学の一つと言っていいと思います。
2018年に発表された主要な世界大学ランキングで・・・
THE世界大学ランキング 14位(東大 42位)
QS世界大学ランキング 10位(東大 23位)
東大と比較する意味があるかはわかりませんが、肌感覚としてわかりやすいかなと・・・。。
理学療法に関連する修士コースがある中ではランキングは、恐らく世界で3本の指に入ると思います(もしかしたら一番??)。 ただ、大学の総合ランキングを比較することにどこまで意味があるかはわかりません。総合ランキングでは目立たなくても、個別の学部がトップランナーである例もたくさんありますし。。。
私は、『トップクラスに近い大学のコースでどんなことを教えられているのか?どんな形で授業が行われるのか?』ということに興味があったので、その興味の答えは今、経験できています。
英語の問題があって、良いアカデミックパフォーマンスは発揮できていませんが、それはこれから頑張るということで。。。
次の学期でどのように感じるかなどもまた共有させて頂きます( ゚Д゚)
今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
理学療法士 倉形裕史
自分と似たような考えを持った医療職の方が下記のキーワードで検索した際に、繋がりやすくなることを目的に下記のキーワードを書くことにしました。やや見苦しいですがご容赦下さい。
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