University College London(UCL)留学記:『さよなら』と『乾杯』が一緒の言葉なんです。

 おはようございます。University College London (UCL)の理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。 


こちらのクラスメートや、Zoon 5(田舎)にあるキャンパスの図書館のスタッフと少しずつ仲良くなってきました。 すこし砕けた関係になってくると、挨拶も砕けたものに変わってきます。  


恐らくご存知の方もたくさんいらっしゃると思うのですが。『Cheers』に関することです。


最近、彼らが、別れ際に『チァズ』のような感じの言葉を発していました。 

私は普通に『See you later』とか『See ya』とか『Take care』などと言っていました。  


彼らがちょくちょく『チァズ』というので、なんて言ってるんだろう?と思いつつ、最近は私も『チァズ』と真似て言ってみたりしてみました。 


音的には『cheers』に聞こえるけど、これは『乾杯!!』の意味だし。。。。とモヤモヤしていたのでインターネットと辞書アプリで調べてみました。 


結果、彼らは『Cheers』と言っていたようです( ゚Д゚) 

最初、いくつかある別れのあいさつの表現を調べていたところ、『Cheer up』という表現を見つけました。 自分では「さすがに『p』みたいな破裂音を聞き取れないわけないよな~」とも思いつつ、自信もなかったんです。


ネイティブの生徒やスタッフは発音自体はモゴモゴしているんですが、結構『p』とか『th』とか『v』みたいな特徴的な音は出す印象なんです。非ネイティブの私が聞くと、他の音は聞き取れなくても、これらの音は拾えて、前後の話の流れも踏まえてその単語がなんとかわかるというような感じです。 


で、さらに調べたところ、 イギリス、オーストラリアの英語で特徴的なようですが、さよならのあいさつとして『Cheers』と言うと知りました。 


また、『Cheer』には他にも意味があって、『万歳!!』みたいなことや、『元気づける』という動詞になったり、サービスを受けた時に『ありがとう』になったり、また『さよなら』になったりする便利な言葉のようです。  


こういう基礎だけど複数の意味を持つ単語の知識が少ないのもネイティブのフォーマルじゃない会話(雑談とか)が聞き取りにくい理由の一つだと思います。 


 でも、今日一つ知りました(^o^)/  


もし、今日調べなかったら、人に何かしてあげた際に『Cheers(ありがとう)』と言われて、 


倉形『この人、なぜこのタイミングで「乾杯!!」って言ったんだろう??』とか思いそうです(さすがに前後関係で感謝の意味を伝えられてることはわかると思いますが、、、)。  


個人的には「『さよなら』という寂しさを感じる言葉」と「『乾杯!!』という始まりと楽しさを感じる言葉」が同じというのは面白いというか、文化の違いだな~とか思いました。 



 今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 理学療法士 倉形裕史 








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