University College London(UCL)留学記:ロンドンの観光地で詐欺にあった話①

おはようございます。University College London (UCL)の理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。 


ずっと疑問でした。

『ロンドンの観光地で、明らかに怪しい人たちがやっている様な詐欺行為に引っ掛かる人って、どんなおっちょこちょいな人なんだろう??』

と・・・・ 


どうやら、私の様な人みたいです(;’∀’) 


引っ掛かって、カモにされてしまいました。 


なぜ、わざわざこの様な恥ずかしい体験を書くかと言うと、色々と考えさせれる体験だったからです。 


2週間前に被害(?)にあって、今日、その行為の動画や写真を撮ったり、詐欺行為を冷静に観察してみたかったので改めて現場に行ってきました。 


非常に面白い体験が出来ました。是非、一緒に色々考えて下さい。 (実際に場所に行って賭けるのはお勧めしません。。。。当たり前ですが・・・。) 


場所としては、ロンドンアイからビッグベンに向かう途中の橋の上です。 

この橋の上では、結構たくさんの詐欺グループが『ギャンブル詐欺』を行っています。  


こんな感じで行われます。 

方法としては、 


① 3つの小さなカップのうちの一つにボールを入れる 
② 三つのカップを伏せて、シャッフルする 
③ どのカップの中にボールが入っているか、観光客に賭けさせる 
④ カップを観光客に開けさせる。 
⑤ 予想を外した(外された?)観光客から、お金を巻き上げる 


という手口です。 


カップをシャッフルする人にマジックの素養があるようで、ボールが入っているカップをシャッフルしながら上手く目くらましをします。


一見すると、簡単にどのカップに入っているかわかりますが、実際はそこには入っていません。 


これだけであれば、駆け引きのうちと言いますか、詐欺かはグレーな気がします。 


ただ、実際は、使っているボールが伸縮性で、小さくして自由にカップから出入りさせられるとのことでした。 

参考になるサイト (ページの真ん中あたりを見て下さい)



先日、日本から来てくれた友人とこの橋を歩いていました。 ボールが伸縮性であるという事実は私は知りませんでしたが、パッと見て、何かしらのトリックは使っていそうだというのはすぐわかりました。 


私はギャンブルは全く興味がありませんし、実際参加する気も全くありませんでした。  


ただ、この後に挙げるような色々な仕掛け(?)によって、カモにされてしまいました。 恥ずかしいです( ;∀;)


私のようなおっちょこちょいは、私の周辺にはいませんが、このシステムが非常に良く出来ています。 


一度、先ほどの写真を見直してもらいたいのですが、この写真に写っている人間は、ほぼ全員詐欺グループのメンバーです。  


『奥に写っている首にセーターを巻いているブルーのシャツの男性』はもしかしたら違うかも知れません。 

この詐欺グループがこの写真を撮った瞬間にターゲットにしているのは、結構遠くにいる私です。 もしも『奥のセーターを首に巻いたブルーのシャツの男性』が詐欺グループでなければ、彼もターゲットです。 ただ、明らかなアジア人で英語が下手そうな私が最も優先順位の高いターゲットです。  


長くなってしまいましたので次回に続きます。 

一見、このブログの趣旨とこの話は関係ないように感じますが、最終的には、ブログの趣旨に合った形でオチますので、安心(?)して下さい。 


今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 理学療法士 倉形裕史 


次回へのリンクです。









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