おはようございます。MS-EDGEの理学療法士、倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。
訪問看護など、在宅でリハビリや看護サービスを提供するにあたって、リスク管理や患者さんの状態変化を見逃さない力は大切だと考えます。
また、訪問看護で初めて仕事をするスタッフはこの辺りに不安をもつことが多いと感じています?(私は不安でした。というか今も不安です)
当たり前ですが、訪問リハビリの現場では、利用者さんになんらかの症状があっても、CT、MRI、エコー、レントゲンなどは行えません。すぐに血液検査なども行えません。
私達リハビリ職や看護師は、医師ではないので、どの病気かといった『診断』を付ける必要も、『具体的な治療方針』を決める必要もありません。
ただ、根拠をもって、
①「危ない状態だ。救急搬送が必要だ」
②「何か起きているにしても軽症だ。注意しながら(家族や他職種と連携して)様子をみよう」
③「このまま経過観察で大丈夫そう。利用者さんに安心してもらう声掛けをしよう」
というように、仕分ける必要があります。
看護師、セラピストを含めて、この辺りに関して、各自の経験則で行われていることが多いと感じています。
このリスク管理、仕分けに関して、スタッフの質を担保し、スタッフ間の差をなくしたいです。そのためには各自の経験に頼らず、科学的なデータを使う必要性を感じています。
『科学的なデータを使う』とは、医学論文で報告された検査性能(感度、特異度、事前確率、尤度比)に基づいて考えるということです。
検査の性能を考える上で、どの様に感度・特異度などの概念を伝えるか考えています。 検査という言葉を使いましたが、血液検査などの検査だけでなく、「発熱がある→感染症を疑う」などの判断の『確からしさ』を評価する時も同じ考え方を利用します。
ただ、感度、特異度、事前確率、尤度比という言葉は、リハビリの養成課程ではほぼ出てきませんし、恐らく看護師養成課程も大差はないと思います。
これらの言葉をイメージしやすくしてもらうにはどうしたらいいか?とずっと考えていました。
考えた結果が、『ドラえもんのキャラクターで検査性能の用語を表現してみる』ということでした。
長くなりましたので次回に続きます。
次回から具体的な説明に入ります。
今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます 理学療法士 倉形裕史
MS-EDGEは、 コメディカルの皆様に、システマティックレビューの作成を通じて、下記①、②の体験をお届けいたします。
①エビデンスに基づく医療(evidence based medicine: EBM)への理解を深め、日々の業務の質の向上を実感できる 。
②新しいエビデンスを作ることで、世界中の研究者・臨床家・患者様への貢献を実感できる。
この体験をして頂くために『システマティックレビュー・コンサルティング サービス』を提供しています。システマティックレビュー・コンサルティング サービスは、システマティックレビューの設計、検索から論文投稿までをトータルにサポートさせて頂くサービスです。下記のスタッフがサポートさせて頂きます。
① 日本の大学(北里大学)と、世界トップクラスの大学(University college London)で合計二つの修士号を終了した日本人理学療法士の日本語と英語でのサポート
② University college Londonで修士号を取得した、ネイティブと遜色ないレベルの英語力の二人の医療専門職(ギリシャ人理学療法士とハンガリー人Soft tissue massage therapist)による英語でのサポート
を手厚く提供いたします。
ご依頼、お問い合わせは、倉形裕史の各種SNSでのDMにて承ります。
*日本人理学療法士の英語力は、TOEIC満点相当
ギリシャ人理学療法士は、IELTS バンドスコア8.5 (一般的にTOEIC 満点は、IELTS バンドスコアで7.5程度とされています)
ハンガリー人Soft tissue massage therapistは、英語圏での生活歴が約10年で、学士号もイギリスの大学で取得しています。
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