職業人生のゴール=『日本を含む全アジア地域で、全てのリハビリテーション対象者が、適切な価格でエビデンスに基づいたリハビリテーションにアクセスできる社会を実現する』

以下に書くことは、私の所属先などとは一切関係のない私の私見であり、文責は全て私にあります。


 私のキャリアゴールは、『日本を含む全アジア地域で、全てのリハビリテーション対象者が、適切な価格でエビデンスに基づいたリハビリテーションにアクセスできる社会を実現する』です。

私とあなたがゴールや、そこに至る過程が少しでも重なる場合は、何か一緒にやりましょう。

このゴール設定はこんな考えから出発しています。

  ① おそらく、私達の世代は、健康であれば70歳から75歳までは働くことになり、90歳以

         上まで多くの人が生きます。なので私の職業人生はあと35年から40年あります

          (現在35歳のため)。

     ② 私の職業人生の究極のゴールは『社会貢献』です。

          これを具体的にすると、

           『日本を含む全アジア地域で、全てのリハビリテーション対象者が、適切な価格でエ                 ビデンスに基づいたリハビリテーションにアクセスできる社会を実現する』です。

 

  現状とのギャップが非常に大きいゴールだと思っています。また、長い目でみれば、私が

 何もせずに生活しても、必ずこの方向にリハビリはパラダイムシフトを起こします。

 ただ、自分が生きているうちにこの様な社会が実現するところを見てみたいと強く思いま

 す。さらに言えば是非このパラダイムシフトに貢献したいとも思っています。

 つまりこの目標は、私にとって、残りの職業人生を使って、チャレンジしたいワクワク

 する課題なんです。

 他にも関心のある社会問題はたくさんあります(子供の貧困とか)。でも、自分の強みを 

 活かせて、かつ興味のある問題がこれです。


 現在の学生もそうなのかも知れませんが、私達世代のリハ職種は、統計に関する教育や医学論文の批判的吟味のトレーニングを十分に積んでいません。この不足を埋めるために20歳台後半から30歳台前半にかけていくつかチャレンジしてきました(結果の出なかったものも多いですが・・・)。このチャレンジは、今年7月からUniversity college London のマスターコースで学ぶことで一旦完成すると考えています。ロンドンで知識を身につけることと、アジアやヨーロッパの次世代のリーダーとコネクションを作ってきたいです。


帰ってきたら、

 1. 研究と臨床のギャップを埋めるサポートをする

  ① 臨床現場で使いやすいような形にエビデンスを加工してコンテンツを提供する

  ② 例えば『脳卒中患者の歩行』などテーマを決めて、数百程度の論文をレビューして

   その成果を提供する。

 2. リハ関連職種の方が統計や批判的吟味の方法に関する知識を埋めるサポートをする.

 3. 医療従事者でない一般の方々が、ご自身が受ける治療(特にリハビリ)に関して、

  科学的に適切な意思決定ができるような情報サポートをする

ということをまずやりたいなと思っています。周りのみんなを巻き込んで勉強会をやるとか、コンテンツを作成するとかを考えています。


同じような問題意識をもっている方は、恐らくたくさんいると思います。みんなで取り組んだ方が面白いし、効果的だと思います。なので、もし一緒に何かやってもいいよという方がいれば、ぜひ一緒にやりましょう。是非私に絡んでください。もし、同じような活動をしている方は、私が絡みにいっても優しくしてくださいね。

最後に、今所属させて頂いている会社の社長と話している時に質問を受けたので・・・・

『適切な価格』というのは・・・

 ①リハビリ対象者が保険も使って生活を圧迫されないで利用できる

  (効果のないリハビリにお金を浪費しないですむ)

 ②リハビリ専門職が中間層以上の生活ができ(自身の子供に十分な教育を提供できる 

   など)うる給料を貰える。

①、②を同時に満たすように値付けされた価格です。


最後までお読み頂きありがとうございました

                               倉形 裕史

Evidence Based Physical Therapy - 理学療法士 倉形裕史のページ

キャリアゴールは『日本を含む全アジア地域で、全てのリハビリ対象者が適切な価格でエビデンスベースドのリハビリにアクセスできる社会を実現する』ことです。 ゴール達成のために、勉強したことをシェアしたり、同じような活動をしている方とコミュニケーションをとることを目的にサイトを作ってみました。 ゴールやそこまでの道のりが少しでも被る方は、是非一緒に何かやりましょう。

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