おはようございます。夢のまち訪問看護リハビリステーション 都賀の理学療法士の倉形です。
以下に書くことは、私の所属先などとは一切関係のない私の私見であり、文責は全て倉形個人にあります。
前回の続きとして③職歴(経歴)、④推薦状に関して書いていきます。
3. 経歴
大学院に提出する書類では『マネージメント、リーダーシップ経験』が求められます。
マネージメント経験としてパッとイメージするのは、役職がついて複数人の部下を率いた
経験だと思います。ですが実際はそれだけではなく、何かのプロジェクトでリーダシップ
を発揮したなどもマネジメント、リーダーシップ経験とみなされます。数字として結果が
明示できるものなら、さらに説得力があると思います。ここまでの内容でわかるように、
同じ経歴の持ち主であっても書き方によって大いに印象が変わってしまいます。プロジェ
クトに参加して、そのチームがどのような成績を上げたかはまだ調べようがあります。し
かし、誰がリーダーシップを発揮したかなどは、主観の要素も強く、なかなか外からは判
断ができません。ウソを書くことは許されないと思います。しかし、自分の経歴をよりア
ピールするために、謙遜せずに書くことが重要であると思います。私の下記の経歴は決し
て良いものとは言えませんが、エージェントのサポートもあり、非常に強い経歴に仕上が
りました(仕上げてもらいました)。最終版を見たときに『こんな素晴らしいPTがいた
ら、是非一緒に仕事がしてみたいな~』と少し申し訳ない気持ちになったのを覚えていま
す。。。
大学生時代は、クラス内で最下位に近い成績で、1回留年しました。4年生を2回やりまし
た。国家試験の対策本の『国試の達人』にあやかって『実習の達人』といじられ(?)、
『達人じゃなくてただのベテランだわ。達人なら、実習に受かってんだよ。』といつも返
してました。
大学院時代もなんとか修論を書き上げましたが、特に輝かしい実績というものはあげら
れませんでした。学会発表を数回経験したこと、当時、入会後1年間で受験資格を得ること
のできた心臓リハビリテーション指導士試験を受験し、合格したくらいでしょうか。。。
同級生は非常に優秀な学生達でした。尊敬する先輩から『ゴールデンエイジの最下位』と
いう趣旨のニックネームを拝命(?)しました。自分で言うのもなんですが、なかなか適
切なニックネームだと当時思いました。
就職してからも順風満帆だったわけではありません。誰でもそうですが、人間関係や、
自分の能力の無さに悩むことも多々ありました(変なことを書いて、その内容をかつての
職場の人が偶然目になさって、誤解させてしまって、不愉快にさせてしまうのは不本意な
ので、その辺りの話は直接お会いした時に話します)。といわゆる普通のPT生活をしてい
ましたが、心臓リハビリテーションや褥瘡対策委員会に関わらせて頂いていたことなどを
自分のユニークな経歴として、数字やグループ内で果たした役割などを謙虚にならないよ
うに意識してアピールしました。
4. 推薦状
大学院時代の研究室の教授(医師)と、前職場で心臓リハビリテーションを非常にサ
ポートしてくださっていた循環器内科の教授(医師)にお願いしました(依頼した当時
は、別の病院に移っていらっしゃった)。留学エージェントの力を借りながら書いて頂き
ました。お二人にはホントに足を向けて寝ることができません。推薦者の中に直属の上司
(PT)がいないことが合否に悪い影響を与えないか心配でしたが、なかなか英語で推薦状
(内容や使用する英語もある程度の格式を求められる)を書けるPTはいないと思うので、
この形が現実的であったかなと今は考えています。結果、合否に悪影響もなかったと思い
ます。
長くなったので今回はここまでに。
最後までお付き合い頂きありがとうございました
理学療法士 倉形裕史
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