University College London(UCL)留学記:中国のリハ専門職の国家資格の話

おはようございます。University College London (UCL)の理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。 


今日、中国人のクラスメートと会って話す機会があったので、国家資格に関して聞いてみました。


前回聞いた、中国のリハ専門職の教育に関してはこちらをどうぞ。 


中国の免許はPT、OT、STに分かれておらず、全て一緒とのことでした。「リハ専門職」の様な資格があって、各病院がPT、OT、STのポジションのうち必要な職種を募集して、就職の際にどの職種として働くかを選ぶことができるようです。


また、必ずしもリハ専門職のコースを卒業していなくても、スポーツサイエンスのコースを卒業していたり、看護師さんにも受験資格が与えられるとのことでした。 日本出身(私)とサウジアラビア出身のクラスメートは「うそでしょ!!」とかなり驚きました。

「3、4年で三つの職種に関して十分に学べるわけないから、表面をなぞる感じでしょ(superficial)でしょ?」とサウジアラビア出身のクラスメートが言っていました。私は言ってません。。\(-o-)/


 また、カリキュラムの内容はコース毎にまちまちで、質も非常に幅が広いようです。「日本にはPTの教育に関して国で定められたカリキュラムがある」と伝えると、「凄い、さすが日本だ」というリアクションでした。 日本人PTである私にはそこまで特別なことには感じませんが、外国のPTから見ると、そういった基準があることは驚くポイントのようです。  


ちなみに2時間30分ほどカフェで話したのですが、話した量の内訳は、 

・中国人クラスメート20% 

・サウジアラビア人クラスメート70% 

・日本人 10% 

私はほぼお地蔵さんでした。。。 


ロンドンは今日は18℃まで上がったようです。日も長くて暖かくて良いシーズンになってきました。


今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 理学療法士 倉形裕史 






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