University College London(UCL)留学記:研究に関するミーティング

おはようございます。University College London (UCL)の理学療法士の倉形です。理学療法士はリハ専門職のひとつです。 


今日は、研究を指導してくれるポスドクのローレンスとミーティングをしてきました。

以前の記事で書いた超優秀な男です。 



修士論文としてシステマティックレビューを書くことにしました。 

基本的に、私のコースの学生はZoon 5にあるキャンパスの検査機器や、併設の病院の機械を使ってデータを測定して論文を書くという流れがスタンダードです。

ですが、こういうタイプの研究は北里大学の大学院でも行ったので、ある程度スキルはあると考えて(不十分なのは重々承知ですが・・・( ゚Д゚))、別のタイプの研究デザインで修士論文を書くことにしました。あんまりいないパターンらしく、担任も少しびっくりしていましたが。。。

担任がUCLのmedical schoolの研究室を紹介してくれました。 



卒業後、私はまた訪問看護で働くつもりなので、システマティックレビューは文献検索が可能な環境ができれば(大学病院に勤務するリハスタッフと一緒にやるとか)、卒業後もできるかなと(^^♪。 


さらにシステマティックレビューの作成過程で、現存する文献を探す、読み込むというプロセスがあるので、自分で興味をもって勉強した内容を業績として反映させやすいという利点もあります。 


ちなみに、読み込んで来いと言われた本(600ページ)は結局2/3程度しか読めず、しかも非常に浅く・・・(*_*; 


どうなることかと思いつつ、ローレンスにそのことを伝えると、一言『fain.』とのこと。  


ミーティング自体は、今回は準備していったので有意義にできました。ローレンスが今後のスケジュールをザックリと提案してくれましたが、どうも早すぎるというか、私の英語力を楽観視している感はありますね。。。まだあまり話をしていないので。。。  


お恥ずかしながら、システマティックレビューには二種類あるということをローレンスに教えてもらって知りました。治療に関するシステマティックレビューと検査に関するシステマティックレビューは少しやり方が違うのと、検査に関するレビューはより広範囲の文献検索が必要なため手間が掛かるとのことでした。 


いつか、検査の方のシステマティックレビューもやってみたい( ゚Д゚)  


というわけで、修士論文のプロジェクトが走り出しました。ローレンスに呆れられないように、なんとか食らいついていきたいと思います。 



 今日も、最後までお付き合い頂きありがとうございます。  

 理学療法士 倉形裕史 






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